
上高地・バス旅・自然散策
新宿の朝から、標高約1,500mの上高地へ。バス移動そのものも旅の一部でした
2026年7月16日、新宿からHISの観光バスツアーで上高地へ行ってきました。
今回の予約は早割で1,000円引きがあり、2人で31,000円。上高地までの往復移動を自分で組み立てなくてよく、帰りのバスの列や乗車時刻を細かく気にしすぎず現地を楽しめたのは、ツアーならではの楽さでした。
今回の写真を時系列で見返すと、途中でEXPASA談合坂と諏訪湖SA(下り)に立ち寄り、上高地では大正池から自然研究路を歩いて河童橋へ。東京のビル街から、湖・森・梓川・穂高の山々へ景色が少しずつ変わっていく一日でした。


あきのHISバス目線🚌
この日は道路が渋滞していたのですが、結果的には予定どおりの進行。運転手さんの対応も手際がよく、「長距離の観光バスはこういうところが頼もしいな」と感じました。自分で運転しなくていいので、朝から景色を見たり休憩したりしながら上高地まで行けるのも大きなメリットです。
写真で振り返る今回のルート
出発前
談合坂
下り
大正池
到着
※上の時刻は今回の写真データに残っている撮影時刻をもとにした目安です。実際のバスの発着時刻・休憩時間とは数分程度ずれる可能性があります。
最初の休憩は「EXPASA談合坂」
新宿を出て最初に写真を撮った休憩場所は、中央自動車道のEXPASA談合坂(下り)。山梨県上野原市にある大きなサービスエリアです。


🚌 バス旅では「休憩所も旅の一部」
上高地までは長時間のバス移動になるので、サービスエリアではトイレだけで終わらせず、飲み物・軽食・歩く前の体調もチェックしておくと安心。談合坂は店舗数も多く、最初の休憩場所として気分転換になりました。
2回目の休憩は「諏訪湖SA(下り)」|湖を一望
次の休憩は中央自動車道・諏訪湖SA(下り/長野・名古屋方面)。ここまで来ると、東京を離れて信州へ入ってきた実感が一気に強くなります。




あきのバス旅目線🚌
談合坂では「まだ移動中」という感じでしたが、諏訪湖が見えた瞬間に一気に旅行気分が上がりました。上高地だけを目的地にするのではなく、途中の休憩場所まで写真に残しておくと、旅全体のストーリーがつながるのがいいですね。
ここでは、ガイドさんが「とっておきの一品」として教えてくれた山菜おこわとジャンボ稲荷を早速購入しました。サービスエリアの休憩は短いですが、ガイドさんから現地で人気のものを教えてもらえるのもツアーの楽しさ。自分だけなら素通りしていたかもしれない一品に出会えました。

11時25分頃、上高地へ|大正池から歩き始める
写真の撮影時刻では、11時25分頃に上高地へ到着。最初に目に入ったのは、自然保護のための「上高地5つのルール+2」や、チップ制トイレの案内でした。


💡 小銭は先に用意しておくと安心
上高地公式サイトでも、公衆トイレのほとんどがチップ制と案内されています。今回の大正池付近の掲示では100円程度。バスを降りてすぐトイレを使う可能性もあるので、100円玉を何枚か用意しておくとスムーズです。
大正池|水面の向こうに焼岳


大正池は、1915年(大正4年)の焼岳噴火によって流れ出た泥流などが梓川をせき止めてできた池です。今では上高地を代表する景色の一つですが、背景には活火山・焼岳の歴史があります。


あきの第一印象🏔️
バスを降りたばかりなのに、目の前には大正池と焼岳。新宿の朝から数時間でここまで景色が変わるのが不思議でした。写真もきれいですが、実際には山の大きさと水の透明感がもっと迫ってくる感じです。
上高地は標高約1,500mで平地より涼しいイメージがありますが、この日は気温が高く、上高地でも歩いていると体感はかなり暑めでした。標高が高いからといって、真夏に必ず涼しいとは限りません。
一方で、曇ったり木陰に入ったり、風が吹いたりすると空気が少しヒヤッとする場面もあります。公式の服装ガイドでも松本市街地より平均気温が5~10℃ほど低いとされているので、暑い日は半袖+脱ぎ着できる薄手の羽織りくらいが調整しやすいと思います。
大正池から河童橋へ|自然研究路を歩く
上高地公式サイトでは、大正池~河童橋を結ぶ自然研究路は全長約4km・片道約80分の散策コースとして紹介されています。今回は写真を撮り、案内板を読みながらゆっくり歩いたので、撮影記録では大正池付近から河童橋まで約2時間ほどかけています。


舗装された観光地だけを歩くイメージで行くと少し違い、自然研究路には木道・砂利道・土の道があります。上高地公式でもウォーキングシューズやトレッキングシューズなど、歩きやすい靴が推奨されています。
🚧 2026年7月16日の訪問時は、梓川コースの一部が通行止めでした
今回歩いた日の2日後、2026年7月18日午前9時に、2024年の豪雨被災で通行止めになっていた自然研究路「梓川コース(田代湿原~田代橋)」が再開通しました。つまり訪問日の7月16日は、この区間では林間コースを通る必要がある時期でした。上高地は自然条件で遊歩道規制が変わるので、出発前に最新の通行情報を確認するのが大切です。
田代池・田代湿原|大正池とは違う静かな水辺
大正池から河童橋へ向かう途中にあるのが田代池・田代湿原です。上高地公式では、大正池バス停から徒歩約20分。六百山や霞沢岳の伏流水が湧き出し、氷点下の季節でも全面結氷しないほど水が静かに流れ続けています。
大正池のように大きく開けた景色ではなく、浅い池と湿原がつくる箱庭のような雰囲気が特徴。透明な水の底に赤茶色っぽい場所が見えることがあり、上高地のネイチャーガイドでは水に含まれる鉄分の影響で砂が赤っぽく見えると紹介されています。梓川の青さとは違う色合いにも注目して歩くと面白いです。
実際に歩いて感じた準備ポイント
🚻 大正池を出る前にトイレを済ませておくと安心
上高地公式の園路マップでは、大正池の公衆トイレの次はウェストン広場トイレ。田代池・田代湿原を歩く区間には公衆トイレがないため、大正池から歩き始める前に済ませておくと安心です。コースによっては次のトイレまで距離があることも、公式FAQで注意されています。
💧 上高地の水はきれい。でも散策用の飲み物は自分で持つ
上高地では、六百山・霞沢岳側からの伏流水を源とする清水川の水が周辺施設でも利用され、実際に「上高地のおいしい水」と案内された給水場所もありました。空のペットボトルやマイボトルへ入れられるので、私は「最初から大量の水を持つ」というより、必要な分を少し持って現地で補給できるのが便利だと感じました。
ただし給水場所はどこにでもあるわけではないので、ゼロの状態で歩き始めるのはおすすめしません。少量の飲み物+空き容量のあるボトルくらいが使いやすいです。上高地は長野県・北アルプスの山々に囲まれた場所で、こうした豊かな水を身近に感じられるのも魅力でした。


あきの水辺メモ💧
川の水に触れると、体感では5℃くらいに思えるほど冷たい! 暑い日だったので気持ちよかったですが、手や足を濡らして遊ぶなら小さなタオルを1枚持って行くとかなり便利です。実際の水温が5℃という意味ではなく、それくらい冷たく感じたという私の体感です。
上高地温泉ホテルの前を通り、ウェストン碑へ




英国人宣教師ウォルター・ウェストンは日本各地の山を歩き、著書を通じて日本アルプスを世界へ紹介した人物です。上高地公式では、河童橋からウェストン碑まで徒歩約20分と案内されています。
13時20分頃、上高地のシンボル「河童橋」へ


大正池から森や川沿いを歩き、最後にたどり着いたのが河童橋。橋周辺からは梓川と穂高の山々を一望でき、上高地に来たことを一番実感する場所でした。
この日は平日でも河童橋周辺にかなり人が多く、写真を撮る場所や売店の前はにぎわっていました。平日でこの人出なら、土日・連休はさらに混雑する可能性があります。ゆっくり写真を撮りたいなら、時間に余裕を持った方がよさそうです。
動画で見る河童橋と梓川
写真だけでは伝えきれないので、河童橋周辺で撮影した動画も残しておきます。橋・梓川・河童橋周辺の建物まで連続して映るので、その場の広がりが分かりやすいです。
あきのひとこと🌿
大正池から河童橋まで、「目的地へ急いで歩く」というより、景色が変わるたびに止まって写真を撮りたくなる道でした。バスで直接近くまで来られるのに、歩き始めればちゃんと自然の中。観光と軽いトレッキングのちょうど中間みたいな楽しみ方ができるのが上高地の魅力だと思いました。
公式の歩行目安は約80分ですが、今回は写真を撮ったり案内板を読んだりしながら約2時間。大きな登りが続く本格登山ではありませんが、河童橋が見えてきた時は「ちゃんと歩いてここまで来た」という達成感を味わえる距離です。帰りのバス時間が決まっている人は、写真休憩の時間まで含めて余裕を持っておくのがおすすめです。
河童橋周辺の売店も楽しい|上高地ならではのスイーツ・お土産
河童橋まで歩いたら、景色だけで帰るのは少しもったいないところ。河童橋周辺と上高地バスターミナルには、信州りんご・わさび・河童モチーフなど、上高地らしい商品を扱う売店があります。
TROIS CINQ(トワサンク)|アップルパイと上高地プレミアムソフト


上高地公式でも、THE PARKLODGE上高地に併設されたTROIS CINQ(トワサンク)のアップルパイは定番人気として紹介されています。北信州産の完熟ふじりんごを100%使い、シナモンや香料を使わず、りんごの香りと食感を生かした一品です。

あきのアップルパイ感想🍎
評判がよかったので楽しみにしていました。確かにりんごの具は大きく、果肉感はしっかりあります。ただ、私の好みではパイ全体の印象は比較的オーソドックスで、「長く並んででも絶対に食べたい」というほどではなかったかな、というのが正直な感想です。味の好みは人それぞれなので、上高地名物の一つとして気になる方は一度試してみるのがよいと思います。
🍎 2026年7月16日の店頭で見たもの
- 上高地プレミアム ミルクソフトクリーム:550円
- 上高地プレミアム りんごソフトクリーム:580円
- 上高地プレミアム りんごキャラメルソフトクリーム:630円
- 信州完熟りんごのアップルパイ:カット販売あり
- アップルパイのホール:3,580円表示。ただしこの日は店頭に「本日分完売」の案内が出ていました
※価格・商品は訪問日の店頭表示です。季節や年度で変わる可能性があります。
上高地バスターミナル|おみやげ処ピッケルと「河童焼き」


上高地バスターミナルの上高地観光センター1階にある「おみやげ処ピッケル」では、オリジナル菓子やジャム、上高地グッズ、地酒・ワイン、ハイキング用のおやつなどを販売しています。上高地公式では、箱菓子人気No.1として、りんご餡をパイ生地で包んだ「林檎ストーリー」も紹介されています。
同じ観光センターでは、たい焼きのような形ではなく河童をモチーフにした「河童焼き」も上高地名物として案内されています。帰りのバスまで少し時間がある時に、売店をのぞくのも楽しみの一つです。
「信州限定」のお菓子も発見


写真に残っていたのは、八幡屋礒五郎の七味唐辛子を使った信州限定「柿の種 七味唐辛子味」や、安曇野産本わさびを使った信州限定「ハッピーターン 本わさび」。上高地そのものの限定品だけでなく、長野・信州らしい味を選べるのも売店の面白いところです。
観光センターでは地形模型や温度計もチェック


あきのお土産目線🎁
上高地は景色だけ見て帰りたくなりますが、売店も意外と楽しいです。りんご・わさび・河童など「長野らしい」「上高地らしい」ものが分かりやすく並んでいるので、帰りのバス待ちで最後にもう一度旅気分を楽しめました。アップルパイのホールが売り切れていたのを見ると、人気のものは早めにチェックした方がよさそうです。
上高地へ行く前に知っておきたいこと
🐒 ニホンザルに出会っても、近づかず・エサを与えない
上高地ではニホンザルをよく見かけます。環境省によると、大正池~横尾には複数の群れが暮らしており、人に慣れた個体もいます。見つけても写真を撮るために近づきすぎず、距離を取って観察し、絶対にエサを与えないのがルールです。
上高地5つのルール+2
上高地は長野県松本市、標高約1,500mにある山岳景勝地で、中部山岳国立公園の一部。国の特別名勝・特別天然記念物にも指定されています。自然がきれいだからこそ、観光する側もルールを知って歩くことが大切です。
熊は「人が多いから大丈夫」と思わず注意
🐻 上高地はツキノワグマの生息地です
訪問時にも「近くで熊が出ている」という話がありました。河童橋周辺は観光客が多いので安心感はありますが、人が多い=熊が絶対に出ない、ということではありません。環境省も上高地地域で、クマ鈴の着用、目撃時に距離を取ること、ゴミ・食料を適切に管理することを呼びかけています。
散策前に最新の目撃情報を確認し、見つけても近づかず、写真を撮ろうとして距離を詰めないこと。自然の中へ入っているという意識は忘れない方が安心です。
新宿発は「どこから乗るか」を必ず確認
🚌 同じ「新宿発」でも乗り場は商品によって違います
上高地バスターミナルから新宿方面へ向かう直行バスもありますが、訪問時はバスターミナルに乗車待ちの列ができていました。個人手配なら時間の自由度は高い一方、帰りの乗車時刻や列を気にしながら動く必要があります。
今回利用したHISのツアーは、帰りも指定されたバスへ戻る形なので、「帰りのバスに並べるか」をずっと気にせず散策できたのがかなり楽でした。初めて上高地へ行く人や、現地での時間を散策に集中したい人には、ツアーという選択肢はかなり相性がよいと思います。
なお、同じ「新宿発」でも定期バスと観光ツアーでは集合場所が異なる場合があります。予約確認書に書かれた集合場所・集合時間は前日にもう一度確認しておくと安心です。
今回の旅をおすすめしたい人
こんな人にぴったり
参考にした主な情報
- 上高地公式ウェブサイト
- 上高地公式「上高地を歩く」
- 上高地公式「大正池」
- 上高地公式「ルール・マナー」
- 上高地公式「よくあるご質問」
- 上高地公式「ウェストン碑」
- 上高地公式「河童橋」
- 上高地公式「田代池・田代湿原」
- 上高地公式「おすすめ服装ガイド」
- 上高地公式「園路内マップ」
- 上高地公式「自然研究路 梓川コース再開通のお知らせ」
- 環境省 中部地方環境事務所「上高地のニホンザル」
- 上高地観光情報「上高地のおいしい水」
- 上高地ネイチャーガイド ファイブセンス「田代池の色合い」
- 上高地公式「直通バスで行く」
- 上高地公式「毎日あるぺん号」
- 環境省「上高地地域のツキノワグマ対策実践マニュアル」改訂
- 環境省「中部山岳国立公園 利用上の注意」
- 上高地公式「THE PARKLODGE上高地|TROIS CINQ」
- 上高地公式「おみやげ処ピッケル」
- 上高地公式「上高地食堂・河童焼き」
- 上高地公式「売店・お土産」
- NEXCO東日本「談合坂SA(下り)」
- NEXCO中日本「諏訪湖SA(下り)」
まとめ|新宿の朝から、大正池と河童橋へ
今回の上高地旅は、新宿からバスに乗り、談合坂SAと諏訪湖SAで休憩しながら信州へ。上高地では大正池から歩き始め、焼岳や森の木道、ウェストン碑を経て河童橋まで進みました。
目的地だけを見る旅ではなく、「新宿→サービスエリア→上高地→大正池→河童橋」まで全部が一本のストーリーになったのが今回の面白さです。
次回は、正確なツアー名・料金・帰りの行程まで確認できれば、初めて新宿からバスで上高地へ行く人向けの完全アクセスガイドとしてさらに実用的に仕上げられます。


















