
🍡 食べ歩き|高輪・泉岳寺
東京の豆大福好きなら、一度は名前を聞く高輪の「松島屋」。
大正7年(1918年)創業。一般に「東京三大豆大福」の一つとして紹介されることが多い老舗で、昭和天皇にも愛された豆大福として知られています。
今回は実際に高輪へ向かい、購入できたのは豆大福と草大福の2種類。一方、きび大福とみたらし団子は訪問時すでに売り切れでした。住宅街にできていた行列や昔ながらの店構えに加え、通常の大福は予約できなかったこと、季節の栗蒸し羊羹を予約しようとして電話がほとんどつながらず、最終的に現地まで行って予約した体験までまとめます。
1918年創業|昭和天皇にも愛された高輪の老舗
松島屋は1918年(大正7年)創業。港区の資料でも、昭和天皇が高輪にお住まいだった皇太子時代から松島屋の豆大福を好まれたという逸話が紹介されています。
「東京三大豆大福」は公的な認定ではありませんが、一般には高輪・松島屋/原宿・瑞穂/護国寺・群林堂の3店を指す呼び名として広く紹介されています。
松島屋の豆大福は、100年以上続く高輪の名物。近年の取材でも、開店前から列ができる人気店として紹介されています。
※三店を食べ歩きする場合は営業状況に注意。 2026年8月時点では、護国寺の群林堂について臨時休業の情報も見かけました。遠方から向かう場合は、当日の営業状況を確認してから動くのがおすすめです。
まず驚いたのが、住宅街に続く行列
大通り沿いの大型店ではなく、周囲は住宅も多い高輪の街。その中に人の列が続いているので、初めてでも「この先に松島屋がある」と分かるほどでした。
☀️ 行列は屋外|暑い日は待つ準備も
訪問時は日傘を差して並ぶ人の姿もありました。列の長さや待ち時間は日によって変わりますが、夏場は日傘や帽子、水分などを用意しておくと安心です。
松島屋の周辺は住宅も多い静かなエリアです。並ぶときは大きな声での会話を控える、歩道や出入口をふさがないなど、近隣の方や通行する人への配慮を意識して待ちたいところです。
🚗 車で向かう場合は路上駐車に注意
店頭には、路上駐車によって近隣から苦情が出ているため、近くの駐車場を利用してほしいという案内が掲示されていました。住宅街のお店なので、車の場合は周囲への配慮を忘れずに。
赤白のひさしと暖簾|昔ながらの「松島屋」
ガラスケース越しに大福が並び、店の中では次々と注文が進んでいきます。新しいスイーツショップとは正反対の、昔ながらの餅菓子屋さんらしい店構えです。
購入できたのは2種類|豆大福と草大福
この日、実際に購入できたのは豆大福と草大福の2種類。一方で、きび大福とみたらし団子はすでに売り切れでした。人気商品は早い時間に動くことを実感しました。
今回購入できたのは豆大福と草大福。きび大福は売り切れで、店頭には「本日みたらし団子完売です」の表示も出ていました。松島屋は売り切れ次第終了の商品もあるため、「何でも選べる」と考えず、狙いがあるなら早い時間を意識しておくのが安心です。
今回、現地で確認した範囲では通常の大福は予約できませんでした。店舗情報サイトでは「予約可」と表示される場合がありますが、実際には商品によって予約の扱いが違うようです。
2026年8月は季節商品の栗蒸し羊羹の予約時期で、8月20日から電話予約の受付が始まったとのこと。そこで栗蒸し羊羹を予約しようと何度も電話しましたが、ほとんどつながりませんでした。
最終的には現地まで行って予約。電話が集中する時期は、時間を置いて掛け直すだけでなく、どうしても確実に予約したいなら現地で直接確認するのが一番現実的だと感じました。
※予約対象商品や受付方法は季節によって変わる可能性があります。上記は2026年8月の訪問・予約時の体験です。
三越伊勢丹の販売案内でも、松島屋の豆大福は消費期限「当日中」と案内されています。手土産にするなら、購入したその日に渡せる相手を選び、「今日中に食べてね」と一言添えておくと親切です。翌日に食べる前提で買うより、買った日のうちに楽しめる予定を立てておくのが安心です。
高輪を歩くなら「旧細川邸のシイ」も寄り道
松島屋だけで帰るのはもったいないのが高輪。今回の街歩きでは、近くに残る「旧細川邸のシイ」にも立ち寄りました。
港区資料では、高輪一丁目にはかつて熊本藩細川家の下屋敷があり、その邸内に残ったシイの木が現在も高輪のランドマークになっていると紹介されています。樹齢400年ともいわれる、東京都指定天然記念物です。
豆大福を買うだけでなく、こうした歴史スポットを一緒に歩くと「高輪」という街そのものがぐっと面白くなります。

管理人・あきのひとこと
和菓子好きなら一度は憧れる「東京三大豆大福」。松島屋へ向かうと、静かな住宅街に行列が現れて、「ここで100年以上、豆大福が愛され続けているんだな」と現地でその人気を実感しました。昔ながらの小さな店構えも、高輪の街にしっくりなじんでいます。
今回は豆大福と草大福を購入。きび大福とみたらし団子はすでに売り切れていて、人気店は「行けば全部買える」とは限らないことも実感しました。消費期限は「当日中」と案内されているので、買ったその日に濃いめのお茶と一緒に楽しむのがよさそうです。豆の粒が見える豆大福と、よもぎ色が印象的な草大福。2種類でも見た目の違いを比べながら楽しめました。
さらに印象に残ったのが予約事情。普通の大福は予約できず、季節の栗蒸し羊羹は8月20日から電話受付が始まっていましたが、電話はほとんどつながらず……。結局、現地まで行って予約しました。人気商品を本気で狙うなら、電話だけに頼らず現地で確認するくらいのつもりで動くのも、この時期の松島屋攻略なのかもしれません。
そして少し歩けば、樹齢400年ともいわれる「旧細川邸のシイ」がそびえています。大正時代から続く和菓子屋と、さらに古い江戸時代からの歴史を感じさせる巨木。大福を買うだけで終わらず、高輪の歴史まで一緒に味わえる街歩きになりました。
松島屋|店舗情報
今回のポイント
・1918年創業、高輪の老舗和菓子店
・一般に「東京三大豆大福」の一つとして知られる
・昭和天皇にも愛された豆大福として港区資料に紹介
・今回購入できたのは豆大福と草大福
・きび大福とみたらし団子は訪問時すでに売り切れ
・訪問時は住宅街に行列あり。狙いの商品があるなら早めの時間が安心
・通常の大福は訪問時に確認した範囲では予約不可
・2026年8月は栗蒸し羊羹の予約受付期間。8月20日から電話受付開始とのこと
・栗蒸し羊羹の予約電話はほとんどつながらず、今回は現地で直接予約
・護国寺・群林堂など「東京三大豆大福」を巡る場合も、臨時休業を含め当日の営業確認がおすすめ
・豆大福は消費期限「当日中」。手土産ならその日のうちに渡せる予定を
・住宅街の行列では、大声を控える・通行を妨げないなど周囲への配慮を
・店頭には路上駐車を避けるよう案内あり
・高輪街歩きなら「旧細川邸のシイ」も一緒に楽しめる
参考にした主な情報
- 港区「とっておきの港区 魅力発見読本」
- 港区 高輪地区情報紙「みなとっぷ」Vol.21
- サライ.jp「松島屋(東京 高輪)の豆大福」
- 三越伊勢丹「東京で買える豆大福」特集(消費期限:当日中)
- 食べログ「松島屋」店舗情報(電話予約・営業時間)
- 港区 高輪地区情報紙「みなとっぷ」Vol.42(旧細川邸のシイ)
※売り切れ表示・路上駐車に関する案内は、2026年8月22日に撮影・確認した内容をもとに記載しています。通常の大福の予約不可、栗蒸し羊羹の8月20日からの電話予約受付、電話がほとんどつながらず現地で予約した点は今回の訪問・予約体験に基づきます。商品構成・予約対象・営業時間・定休日・臨時休業等は変わる場合があるため、訪問前に最新情報をご確認ください。















