
四ツ谷・食べ歩き・和菓子
四ツ谷の路地に行列。目当ては、一尾ずつ焼く昔ながらの「一丁焼き」。
今回訪れたのは、四ツ谷駅から歩いて約5分の「たいやき わかば」。
昭和28年(1953年)から四谷で営業を続ける老舗で、麻布十番「浪花家総本店」、人形町「柳屋」と並び、一般に「東京三大たい焼き」の一つとして知られています。
店頭に着くと、すでにたい焼きを待つ人の姿。中をのぞくと、職人さんが一尾ずつ専用の型を持ち、次々とたい焼きを焼いているのが見えました。こうした昔ながらの焼き方は、一般に「一丁焼き」と呼ばれます。
昭和28年創業|「しっぽまであんこ」が本当に社訓
「わかば」を語るうえで外せないのが、ちょっとユニークな社訓です。
これは演劇評論家・安藤鶴夫さんから贈られた言葉。わかばはこの言葉を社訓として掲げ、現在も頭からしっぽまでつぶしあんが入るたい焼きを作り続けています。
公式では、あんこも生地も自家製。オリジナルの型を使い、一尾ずつ丁寧に焼き上げるのが特徴です。大量にまとめて焼くのではなく、一尾ごとの型を扱う一丁焼きだからこそ、焼いている様子そのものが「わかば」らしい見どころになっています。
👟 店頭には行列
訪問時も店の外に列ができていました。職人さんは次々と焼いていますが、待ち時間は曜日・時間帯・注文数によって変わります。「列が短い=すぐ買える」とは限らないので、時間には少し余裕を持っておくのが安心です。
🔥 焼くところが見える
店頭から職人さんの手仕事を見ることができます。たい焼きが一尾ずつ焼き上がっていく光景も、わかばでの楽しみの一つ。
型を一つずつ扱いながら、たい焼きを焼き上げていく店頭の様子を短い動画にしました。
▶ 一尾ずつ型を返しながら焼く「一丁焼き」の様子。写真だけでは分かりにくい職人さんの手仕事がよく伝わります。※周囲の会話音は掲載用動画では削除しています。
管理人 あき |
🐟 あきのひとこと
行列を見ると「どのくらい待つかな?」と思いますが、目の前では職人さんが昔ながらの型を次々と動かしています。たい焼きを買うだけなのに、“作っているところを見る時間”まで体験になるのが老舗らしくて印象的でした。 |
たい焼きは訪問時1尾210円|9月1日から250円へ
今回訪問した2026年8月22日時点では1尾210円(税込)でしたが、店頭には「9月1日より1尾250円(税込)」との案内が掲示されていました。
この記事を9月以降に読む方は、250円を目安にしてください。今後さらに変更される可能性があるため、最新価格は店頭・公式情報をご確認ください。
価格表を見ると、まとめ買い用の箱や手提げも用意されています。手土産として複数買う人がいるのも納得のラインナップです。
写真で分かる「しっぽまであんこ」
🍵 店内でお茶と一緒に
店内には座って食べられるスペースがあり、今回もたい焼きをお茶と一緒にいただきました。
🫘 かじると中はあんこたっぷり
断面を見ると、皮の中にあんこがしっかり入っているのが分かります。公式の言葉どおり、頭からしっぽまでつぶしあんが入るのが「わかば」の特徴です。
公式サイトでは、たい焼きの皮を「パリッと香ばしい」と紹介し、自家製あんこについては初代から変わらぬ製法で作る塩気の効いたあんこと説明しています。甘さだけを前面に出すのではなく、塩気を効かせていることも「わかば」のあんこの大きな特徴。写真の断面とあわせて見ると、なぜあんこが主役になるたい焼きなのかが伝わってきます。
実際に食べて印象に残ったのは、焼き立てのおいしさはもちろん、少し冷めてからもおいしく食べられたこと。焼き立ては皮の香ばしさを楽しめますが、冷めると皮とあんこが少しなじんで、また違った味わいになります。その場で食べても、持ち帰ってから食べても楽しめるのは、老舗たい焼きのうれしい魅力だと感じました。
持ち帰って冷めた場合は、電子レンジで少し温めたあとオーブントースターで焼く方法も公式で紹介されています。さらに冷凍して半解凍で食べると「小倉アイスのよう」に楽しめるそうです。
夏なら「わかばのあんのせ白玉」も
この日はたい焼きだけでなく、夏季限定の「わかばのあんのせ白玉」500円(税込)も。
冷たい白玉に、わかばの自家製あんこを合わせたシンプルな甘味。たい焼きとはまた違う形で、同じあんこを楽しめます。
冷たい白玉とあんこを合わせて食べる、夏ならではの一品です。
▶ 夏限定「あんのせ白玉」の様子。たい焼きとは違う形で、わかばの自家製あんこを楽しめます。※掲載用に周囲の音声は削除しています。
店内は昔ながらの甘味処らしい雰囲気
外から見るとテイクアウト中心の小さなたい焼き屋さんに見えますが、店内には座って食べられるスペースもあります。
昔の新聞記事やたい焼きの絵、季節メニューの案内などが飾られていて、昭和から続く店らしい空気が残っています。
初めて行く前に知っておきたいこと
公式FAQでは、たい焼きの焼き始めが9:00のため、購入できるのは概ね9:15頃からと案内されています。朝一番を狙う場合は覚えておきたいポイントです。
公式案内・店頭表示ともに現金のみ。クレジットカードや電子マネーは利用できないため、並ぶ前に現金を確認しておくと安心です。
公式FAQでは、人手不足のため予約販売をしばらく休止すると案内されています。まとめ買いを予定している場合も、現在の販売方法を公式サイトで確認してから向かうのがおすすめです。
公式から、専用駐車場はなく近隣のコインパーキングを利用するよう案内されています。路上駐車は避けましょう。
今回訪れた8月は、列が店の外の路地に伸びていました。夏場に並ぶ場合は、飲み物・日傘・帽子などの暑さ対策をして、体調が悪いときは無理をしないようにしてください。特に昼前後は気温が上がりやすいため、時間に余裕を持った訪問がおすすめです。
管理人 あき |
😊 あきのまとめ
「東京三大たい焼き」と聞くと少し構えてしまいますが、お店に着くと昔ながらのたい焼き屋さんの温かい空気がそのまま残っています。ガチャガチャと型を動かしながら、1尾ずつ焼き上げていく職人技は、並んでいる時間まで楽しみに変えてくれる見どころ。 |
たいやき わかば|アクセス・基本情報
| 店名 | たいやき わかば |
|---|---|
| 住所 | 東京都新宿区若葉1-10 |
| アクセス | JR中央線・総武線、東京メトロ丸ノ内線・南北線 四ツ谷駅から徒歩約5分 |
| 電話 | 03-3351-4396 |
| 営業時間 | 月・火・木・金・土、および水・日を除く祝日 9:00~17:00 |
| 定休日 | 水曜日・日曜日 |
| たい焼き | 2026年8月22日時点 1尾210円(税込)/店頭告知では2026年9月1日から250円(税込) |
| 支払い | 現金のみ |
| 予約 | 公式案内では予約販売を一時休止中 |
| 駐車場 | 専用駐車場なし |
※営業時間、価格、季節商品、予約対応などは変更される場合があります。特にたい焼きは2026年9月1日に価格改定予定の店頭告知がありました。訪問前に公式サイトの最新情報をご確認ください。


















